診療所勤務
患者数も診療科も多い規模の大きな病院では、スタッフも多く、分業制であるところが多く、個々の業務が特化されていることが多いようです。
それに対し、診療所・クリニックの中には、診療科をいくつも掲げている所もあるようですが、やはり眼科・耳鼻科・小児科など、1つの診療科のみのところが多いので、診療所やクリニック、医院といった規模の小さな病院では、スタッフも少なく、あらゆる業務に対応することを求められます。
受付・会計窓口の業務はもちろんのこと、医師や看護師とのやりとりや、カルテの発行、レセプト業務、オペレーティング、清掃、医療秘書的な業務、場合によっては経営面に関わるなど、さまざまな業務をこなさなければなりません。
診療所・クリニックでは、業務の種類も豊富ですが、業務の量も多くなってきます。
これだけ多くの業務に携われるということは、医療事務業務全般をこなす力がつけられるということです。
あらゆる医療事務の業務をこなせるということは、自信にもつながり、努力次第で、医療事務のスペシャリストになれる可能性もあります。
一方で、眼科なら眼以外のものがカルテに出てこないなど、専門的な治療を行っていることで、同じ病気の患者さんばかりが多数来院することになり、オールラウンドな能力を身につけることはできません。
しかし、逆に眼に関しては非常に深く知ることができるなど、その診療科のスペシャリストになることは可能でしょう。
また、特に専門分野に特化した治療を行う診療所が増えており、簡単な治療しかできなかった昔の診療所とは違い、より専門的な知識を得られるでしょう。
診療所・クリニックにもさまざまなタイプがあるので、医療事務の仕事に就くときは、いろいろなパターンを考えて、自分にあった職場をみつけましょう。